MIYAKOJIMA PROJECT

宮古島を応援

「宮古島ラバーズ」100名達成

参加人数(2022.09.05時点)
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宮古島を愛し、応援したい人に参加してもらいたい「宮古島ラバーズ」。
「宮古島ラバーズ」とは、宮古島の小学生を対象とした「写真教育プロジェクト」の実施を応援する100名限定のチームです。
参加特典として、テラウチマサト写真集『宮古島 アゲイン 再会』とオリジナルTシャツを贈呈させていただきます。
みなさんの応援を、お待ちしています。

宮古島での「写真教育プロジェクト」で実現したいこと

株式会社シー・エム・エス代表のテラウチマサトは、
デビュー当時の1995年~2003年にたびたび宮古島を撮影をしていました。

その作品は書籍『癒しの島々』をはじめとして、その後も「癒しのシリーズ」として多数出版。それらの作品が写真家として世に出るきっかけとなりました。

そして約20年ぶりの2022年、
当時お世話になった方々や宮古島の風景との再会を果たしました。

当時の写真と、今年撮り下ろした写真を掲載した写真集『宮古島 アゲイン 再会』を4月に発表する中で、お世話になった宮古島に恩返しがしたいという気持ちが芽生えました。

「写真教育プロジェクト」を実施することで、この素晴らしい島の魅力を、宮古島の子どもたちに改めて気づいてもらいたいと考えています。

宮古島の子どもたちは恵まれた自然環境で生まれ育ちますが、実はこの大自然に感動する人の多くは、島外の人たちです。
宮古島の子どもたちにとって、海は特別なものではありません。その恵まれた環境が当たり前の中で育つからです。

そんな子どもたちの中には、島外に出て進学し、やがて働くようになり、島外で生活をするようになる人もいます。そこで初めて宮古島の驚異的な美しさに気づくのです。

小学生のうちに、自分たちが生まれた島の豊かさやエネルギーをしっかりと認識しておくこと。自らのアイデンティティを知り、生まれ育った島に誇りを持つこと。
島の人、自然、伝統を小学生が自らカメラで撮影することによって、当たり前すぎて気づけなかった島の魅力を知る機会を作りたい。

そんな想いで、このプロジェクトを立ち上げました。

写真家テラウチマサトの思い

沖縄県は令和4年5月15日に本土復帰50周年を迎えました。
沖縄県には有人離島が37あり、13万人弱の人たちが住んでいらっしゃいます。そしてその半数近くが、宮古島に住んでいます。

「しまちゃび」という離島苦を表す言葉がありますが、宮古島の子どもたちが進学で島を離れてしまったら、そのまま帰ってこない子どもたちもいることでしょう。
そんな子どもたちが小学生であるうちに、ふだん当たり前だと思っている島の美しさは特別であり、「素晴らしいところだ」と伝えられないかと思いました。

もともと、私にとって宮古島は、何のゆかりもない場所でした。
ところが船井幸雄さんに「宮古島へ行こう」と誘っていただいたことで、当時、沖縄のどこにあるかもわからなかった宮古島に行く、という選択をしたことから、私の人生が始まりました。

人生とは、選択の連続です。大切なのは才能より選択だと、つくづく思います。宮古島に生まれた子どもたちの人生も、その子たちの選択が作っていくとしたら、今回の「写真教育プロジェクト」を受けてもらい、その選択の思考方法を身に着けてもらいたいと思っています。離島に生まれ、離島で暮らし、その後島にとどまる人、島外に出て行く人。それぞれ色々あると思いますが、子どもたちに選択の余地を与えられる、そんなプロジェクトになればいいなと思っています。

子どもたちに”生きる知恵”を教える「写真教育プロジェクト」

写真を撮るという行為はもはや特別なことではなくなってきました。
スマートフォンで写真を撮るという行為は、小学生にとっても身近なことです。

そんな身近な行為を通して、子どもたちの「好奇心」「観察力」「感性」を磨き、
思考力や判断力、コミュニケーション力を育んでいきます。
子どもたちはそんな、身近なアイテムを使うことを楽しみ、楽しいからこそ学んでいきます。

子どもたちに”生きる知恵”を教えるという考えのもと、このプロジェクトはスタートしています。
現在、富山市の小学4年生を対象として計12校で実施をしてきました。

「写真教育プロジェクト」はその実施する地域によってカリキュラムが作成されますが、子どもたちが学べる基本的な内容は下記となります。

1.新たな価値観の発見の促し
2.「写真”を”教える」から「写真”で”教える」
3.多様性を認め合う
4.発見力・注意力を磨く
5.コミュニケーション能力の向上
6.地域の魅力の発見によるシビックプライドの醸成
7.子どもの心に火をつける

宮古島での写真教育プロジェクトは2022年9月以降、宮古島の小学生を対象に実施予定。

過去事例

2021年、富山市の小学校で実施した写真教育プロジェクトの様子

参加特典

テラウチマサト写真集『宮古島 アゲイン 再会』とオリジナルTシャツ(非売品)の贈呈

最後に、私たちについて

写真家のテラウチマサトが代表を務める株式会社シー・エム・エスは、2005年に秋田県小坂町観光大使に就任したことをはじめとして、
様々な地方自治体と共に写真を使ったシビックプライドを醸成する為のプロジェクトに取り組んできました。

2014年から現在も富山市の政策参与を務め、プロデュースしている富山市の「AMAZING TOYAMA 写真部」は2022年で8年目となります。
5年目となる郡山市の「郡山写真部」、3年目の金沢市「かなざわのわフォトプロジェクト」など、各地域で継続的な活動を行ってきました。

郡山写真部
かなざわのわフォトプロジェクト

撮影することで自分たちのまちの新たな魅力に気づき、もっとまちを好きになる。そのことが結果的にまちのPRになる。
そのようにして世代を超えたコミュニティの創造を行ってきました。さらにそれぞれの写真部が「自走」することを目標として、
そのお手伝いも行っています。

そんなシビックプライドを醸成するプロジェクトが発展する中で生まれたのが、小学生を対象とした「写真教育プロジェクト」です。
今回、宮古島の小学生を対象に実施を予定しています。みなさまの応援をお待ちしております。

お問合せ先

株式会社シー・エム・エス
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
https://cmsinc.jp/