リゾートホテルが立ち並び、変わっていく宮古島。
でも、本当に島は変わってしまったのか…？写真撮影を通して住民がまちの魅力を発見する
フォトプロジェクトを様々な地域でプロデュースする写真家が、
宮古島での自然や人との出会いを通して、
世界を見つめなおした写真集です。

写真家テラウチマサトが独立したのは、1991年のこと。当時、経営コンサルタント会社として世界で
はじめて株式を上場した（株）船井総合研究所の船井幸雄氏に、懇意にしていただいていたテラウチは、様々な南の島を船井氏と巡り、その写真は1995年に書籍『癒しの島々』（文：船井幸雄、写真：テラウチマサト）として刊行されまた。その翌年から『癒しのシリーズ』と呼ばれる著書を5冊発表し、伊勢丹本店で展覧会を開催するなど話題に。デビュー当時に撮影したみずみずしい感性の作品はポジフィルムで多数残されています。
そして独立31年目を迎える2022年、テラウチマサトは再び宮古島へ。写真を通して宮古島の過去と現在を巡り、美しい自然や人との出会いを通して、「変わっていくもの、変わらないもの」を見つめなおした、写真家人生31年目を歩みだす、記念的写真集です。